Virtual Perampulator

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VirtualPerampulator

VirtualPerampulatorはビルや都市のプレゼンテーションやデザインに役立ちます。実際に建築する前に、仮想ビルがデザイナーやクライアントに対して有用かどうかシミュレーションすることができます。ヘッドマウンテッドディスプレイは仮想空間の360度周りの映像を提示します。しかしながら、実空間の歩行範囲は限られるため、位置追跡センサで位置を計測し、ワイヤハーネスで歩行空間を限定しています。


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VirtualPerampulatorは実空間の定位置で歩行感覚を体験するものでです。歩行者は両足に直接スライドさせるデバイス(スライダ)を履き、 歩行位置が制限されるように歩行者のウエストの周りにはフープがセットされます。自分の足をどれだけ移動させたかの歩幅を計測するために、市販されているサンダルにセンサをとりつけたものを開発しました。このデバイスには、爪先にブレーキパッドのようなものが備え付けられています。歩行者のステップが前方向の時、そのブレーキパッドには足に対して後向きの摩擦力が生じます。その摩擦力は力覚フィードバックとなります。歩行者は、フープ内で自由に歩行方向を変えることができます。仮想空間の映像は、足と頭の動きに応じてヘッドマウンテッドディスプレイに提示されます。このシステムに対して初心者である人でも、自分の体のバランスを容易に維持するためにフープをつかむことができます。このシステムに対して熟練者の人ともなると、自分のウエストをフープに押しつけ速く歩いたり、走ることですらできるようになります。

このシステムは、デザイナーや建築家によって遠隔開発を可能にします。そのクライアントは、デザイン過程で家の外観を試すことができます。デザインは、遠隔操作でローカルデザイナーと相互に変更することができます。


Related paper:

Iwata,H. and Fujii,T. VIRTUAL PERAMBULATOR: A Novel Interface Device for Locomotion in Virtual Environment: Proc of IEEE 1996 Virtual Reality Annual International Symposium, 1996